幼稚園の親子遠足でした。
行き先は新潟市の自然科学館。いろいろな新エネルギーの実演や鏡の不思議、化学の実験、動物の剥製・・・等々自然科学のもろもろを楽しめる場所です。プラネタリウムもあり、家族で行ったこともあります。
主人はここが好きで、当初から自分が行ってもよい、と言ってくれていました。
確かに理系の主人の方がこういった場所では、とてもわかりやすく説明をしてくれて子供も楽しめると思ったのですが、子供二人連れて自由行動3時間ではちょっと大変では・・・と決めかねていました。
そこへ娘が時節柄か、体調が今ひとつのもよう。
家族で話し合った末、娘と私がお留守番、主人と息子が遠足に参加することになりました。
一世帯に親は一人だけ参加と決められていたのですが、集合場所に送っていくと、お父さんの姿もちらほら。
入園式のときも大半の家庭でお父さんが参列していて、時代の変化を感じたものですが、父親の育児参加が予想以上に進んでいると感じます。
さて、本日のお弁当。主人と息子の遠足のお弁当は赤い二つの入れ物です。
おにぎり。自家製のゆかりとしらす。最近息子は梅の味を好んでいます。のりをチェック柄に巻いたつもりですが、息子には「じゅうじか?(十字架)」と言われてしまいました。
ここ数日、常備菜を作りすぎてしまっていたので、揃って入っていただきましたー。ひじき煮、切り干し大根煮、きゅうりの酢の物。
左下は鮭、卵焼き、にんじんグラッセ。おにぎりの手前は一口コロッケ、アスパラガス、トマトです。
一口コロッケは、ジャガイモをまとめて茹でてつぶして、炒めたにんじんと玉ねぎと合わせたもの。
「おいしいノーミート 四季の恵み弁当」のレシピです。
私はまとめて作って、揚げてしまって冷凍します。
油は貴重なものだと思うこのごろ、揚げ物好きの主人のリクエストに応えつつ、可能なものはまとめて作って油を効率よく使いたいと思っています。油について最近考えることが多いのですが、これはまた別の機会にするとして。。。
揚げて冷凍したコロッケは自然解凍後にフライパンで焼きます。
揚げたてのようなぱりっとした感じは戻りません。
ですが、あると食事のボリューム感を上げてくれるので、煮た玉ねぎと一緒に卵でとじたコロッケ丼、あるいは麺類だけでは心もとない日にトッピングしてコロッケうどん、コロッケそばなどとして使っています。時短かつお財布にもやさしい料理だと思います。
残念ながらわが家の子供はジャガイモをほとんど食べないので、これは主人専用です。
きょうの眼目(と私が思っているの)は、鮭のお隣、揚げちくわ。(よく見えませんが)
これは中学・高校時代のお弁当に父がよく入れてくれました。
一度揚げ焼きして醤油とみりん(たぶん)で甘辛く煮てあります。
当時はボリュームあるものを食べたい盛りでしたが、お弁当にお魚や鶏肉などがなくても、このちくわがあると食べ応えがあるように思っていたものです。
向こうの赤い小さい入れものには、息子用にハートと星で型抜きしたおにぎりと卵焼き。
あとは苺とキュウイを入れました。
遠足のときは子供は興奮状態なので、普段より実はあまり食べないと言われます。
そこで主人と息子二人分にしては少なめ(これでも)にしたのですが、主人は「ちょっと少なかったかなぁ」と申しておりました。息子はやはりそんなには食べなかったそうです。
緑のお弁当箱は私と娘のお昼ごはんです。
子供はみんなそうだと思いますが、お弁当箱に入ったごはんが大好きなので、とても喜んでいました。
家に帰ってきた息子は、幼稚園で食事の前にするというお祈りを朗誦していました。
「かみさま、このゆたかなしょくじにかんしゃいたします。
どうぞおわかりください」
「おあがりください」と言っているのだと思うのですが、息子が言うといつも「おわかりください」と言っているようでこれも楽しいことです。
主人によると、幼稚園での息子は、おとなしいのかと思いきや意外と元気に騒いでいて、しきりに歌を歌ったりシャウトしているということでした。
その姿をみられなかったのはちょっと残念でしたが、今日もありがたく、佳き日でありました。
上記のコロッケを、揚げたときの写真です。