月別アーカイブ: 2012年10月

かみさま

寒くなったねと言って

子供にカーディガンを着せる

出かけるときは

ジャンパーを1枚

ボタンを留めるのを手伝って

ジッパーを上げると

私まであったかくなる

思った通りにそうできる体があることを

人のために何かをすることができる体があることを

幸せに思うこのごろ

どうぞといって、おままごとのコーヒーを持ってきた

息子と娘が

並んで座って合掌する姿が

かみさまに見えました

(10月18日)


日々護られて

朝、食事のプレートに突進していた娘が、んぐ、んぐっと何かのどに詰まらせました。

昨晩の残りのヤナギカレイをほぐして出したのですが、骨が細いので混じっていたのかー。娘は吐き出そうとのどをしきりに動かしながら、ぎゃんぎゃんと泣き始めました。

ひえーと思い、指を突っ込んで吐かせようとしました。

主人はまだ起きておらず、となりでお茶をずずずーとすすりながら、「おちゃのませたら~」と冷静な息子。

あなたは本当に3歳か!と妙なことに感心しつつも、一方の娘はまだまだ泣いています。

お茶は娘が首を振って拒むので、もう一度指を突っ込んだら、でっかい骨と若干の血が混じった唾液が出てきました。

ひえーご先祖さまありがとうございます~、こんなの見落としててごめんよーと平謝り。

娘はまだ泣いていましたが、味噌汁(←大好物)を勧めると「おいちー❤」と言ってにこにこと飲み干し、調子に乗っておかわりを催促していました。結局3杯飲みました。

 

きょうは実家の祖父の命日でした。

認知症で入院中に、誤飲がもとになって亡くなったと聞いています。

日々護られていることを感じます。


ロールパン

一昨日、ロールパンを焼きました。

時々行くパン屋さんのロールパンが、主人はお気に入りで、時々買ってきていたのですが

「最近塩が増えた気がする」と言います。

私はあまり食べないのでよくわかりませんが、確かに塩分が増えて、固さが増したかも。

マニュアルが変わったか、作る人が変わったか、でしょうか。

せっかくおいしかったのになぁ、と落胆しているので、自分で焼いてみました。

パンは愛用しているレシピがあって、普段はそればかりですが、今回は調べて作りました。

手ごねのレシピで、子供と一緒にこねましたが、子供の手が温かすぎたのか、急に生地がだれてきたので、ホームベーカリーのこね機能で仕上げました。

どうも私が成型すると、丸っこくなってしまいます(汗)。

 

 

 

 

強力粉だけのタイプだったので、時間を置くと固くなってしまいました(また汗)。

夜中にあたためて主人に出すと、残っていた3つを一気に全部食べてしまってなくなりました。

しかし翌朝一番に、深刻そうな顔で「腹が減った。。。」と言われました。

仕事で大変なことはあっても、おなかが空いて、しっかり食べられるということは、幸せなことです。


ヤナギカレイ

昨日、歩いて出かけた帰りに、通りの向こうから義母が私に手を振っていました。

「ちょっと相談があるんだけど」と叫んでいます。

「なんですかー!」と叫び返したら

「ここじゃいえないわよ」と声をひそめて、「まあちょっと入りなさいよ」と言います。

(私の家ですけどね・笑)

「ヤナギカレイを買ったんだけど、多すぎるの。もらってもらえないかしら?」

「いえ、みんな大好きなんで喜んでいただきますけど。それだけですか?」

「それだけよ。よかったわーー!献立が決まってなくて!」と心底うれしそう。

近くのスーパーでは、この時期、ヤナギカレイは12-13匹ほどが1パックに入って売られています。

これで今は(この安売りスーパーで、ですが)コイン2つでお釣りがくるほど。

確かに70代の2人には多い量かもしれません。

 

私はこのヤナギカレイを新潟に来て初めて知りました。

ネットで検索してみると、ほかの地域でも揚がることは揚がるようですが、新潟県水産課のHPによると新潟市から村上市の沖合が好漁場だそう。

一時は年間の水揚げが10トン程度まで落ち込んだものの、今は年間100トン以上まで回復したそうです。

 

干物がよく知られているようですが、主人の実家ではもっぱらから揚げ。

義母は塩と片栗粉だけをまぶして揚げます。

「柳」という名の通り、身は細いので、主人は一人で3匹ほどあっという間に食べてしまいます。

くせのない白身なので、子供たちも大好きです。

以前、鯛を食べた翌日にヤナギカレイを食べると、鯛が生臭くさえ感じられるほどでした。

 

実はこの前夜も我が家はヤナギカレイのから揚げでした。

主人が仕事で2晩徹夜の1日目だったので、応援メニューという意味合いで。

期せずして徹夜2日目もヤナギがやってきて、主人は大喜びでした。

あわてて撮った写真ですみませんーー。

 


祝福をうたう

日付は変わってしまいましたが、敬愛する友人が新しい人生の一歩を踏み出しました。

心からの祝福を込めて。

 

 

万物が朝の歓喜に湧くこのとき

遠い空の向こうで 特別な一日を迎えるあなたを思う

突然のようで予定されていた

偶然のようで導かれていた

二つの魂の出会い

北国の柔らかな日差しの下で 今新しい一歩を踏み出す

 

あなたを愛する人たちが どんなにか今日を喜んでいることか

たまらなく心が弾むのは 私たちがひとついのちだから

あなたを護ってきた人たちが どんなにか今日を喜んでいることか

涙があふれるのは 私たちがひとついのちだから

 

祈りは届くものと 知らされていることを 幸せに思う日

明けゆく空の彼方へ 祝福をうたう

(24年10月14日)


寒くなりました。ラーメンの季節。

急に寒くなり、日中はセーターで外に出ても肌寒く感じられました。

夜中や早朝に作業するには寒すぎるので、仕事場にはこたつを。

電源は入れませんが、ふとんがあるとあったかいです。

はんてんも出しました。

 

お昼にラーメンを作りました。

スープ手作りの「うちのラーメン」です。

くるみはやめて、代わりにそぼろ状にした高野豆腐を入れてみましたが、誰も気づきませんでした。

スープには、粉末オイスターソースを少し加えたので、以前よりもパンチが出てきました。

主人はおいしいと一言も口をきかずに食べるので、満足したようです。

子供たち二人も、完食でした。

食べ物の好みはみんなバラバラなので、全員喜んでくれる料理が見つかるとうれしいです。

 

食べた後、一枚のふとんを子供と一緒にしっかりかけました。

子供は私の腕にしがみついているうちに、あっという間に寝てしまいました。

満たされた午後の時間でした。

 


ラムレーズンアイス

なんせ、食べることが好きなので、食べ物に関する文章を読んだり書いたりするのが何よりの楽しみです。

いろいろやらなければならないことはあるのですが、きょうはのんびりブログを更新する日にして、食べ物の記事3本目。

午前中に子供と一緒にラムレーズンアイスを作りました。

レーズンはちょびっとのラムに、昨夜から浸しておきました。

ところでラム、大好きなお酒です。

今は飲むことはありませんが、この香りが何とも言えません~。

 

アイスは以前どこかで読んだシンプルレシピで、卵2個と砂糖をハンドミキサーで撹拌。

別のボウルで生クリーム150CCを泡立て、合わせて、漬けておいたレーズンを混ぜるそれだけです。

今回砂糖は50グラムでしたが、もう少し減らしてもよかったように思います。

 

午後は出かけていて、夕食後のカレーを食べた後に、ちょっとだけ試食ね、と子供たちに取り分けたら「アイスになってる!」と息子が感動していました。

写真は撮り忘れてしまいました。

甘いもので疲れが取れるというのは、一時的なもの(血糖値が急上昇するだけ)で、習慣になるとよくありませんが、しみじみと心が満たされ、きょう一日の疲れが癒されたアイスでした。

 


野菜のヨーグルトカレー

久しぶりに料理の本を見ていたら、作ってみたいレシピがありました。

「野菜のヨーグルトカレー」です。

「決定版!基本の家庭料理」(オーイズミ)という本に載っていました。

この本は結婚した直後に買って、時間が有り余っていたころだったので、載っているメニューを片っ端から作っていました。

あらためて懐かしく見てみると、気になるレシピがいくつかありました。

 

ノーミートなカレーについては、いろいろな変遷をたどってきました。

最初はオーソドックスにお肉をツナに変えて、ほかの材料はそのままのカレー。

ツナはよく出汁が出ます。

そのうちにルウを使わなくなりました。脂っこいうえ、牛脂などが入っているものが多いからです。

タマネギを丁寧に炒めてカレー粉と小麦粉を加える、とか

味はカレー粉がベースで、ジャガイモのすりおろしでとろみをつける、というのもやりました。

しばらくは、米粉ベースでスパイスを合わせた、動物性素材なしの市販のルウ(ほとんどパウダー状)を使っていましたが、これはかなりあっさりしているので、ココアやケチャップなどいろいろいろいろ入れて味を調えていました。そのうち近くのスーパーで扱いがなくなりました(先日また復活してましたが)。

途中、ピーナッツをミルで粉々にしてベースにして生クリームを加えたいわゆる「バターチキンカレー(のチキンなし)」や、あさりやイカで作るシーフードカレーも作りましたが、これは時々の「浮気」という感じで、なかなか本命のカレーレシピにたどり着けていません。

さらに子供が食べられるようになると、子供の味覚に合わせる、もしくは合わせたバージョンを別に作るという課題が発生し、一方で主人は辛い大人カレーを食べたがる、という。そんなカレーに悩む日々(大げさですが)でした。

 

で、この野菜のヨーグルトカレー。

この手のレシピでは、珍しいことに、魚も肉も使っていません。

材料も一風変わっていて、サツマイモ、ミニトマト、ナス、たまねぎ、ブロッコリー・・・・といったところ。

軽く炒めていきなりカレー粉を振り、ごく少量の水と大量のヨーグルトで煮てしまうという。

味付けは固形スープのもととなっていたので、わが家にある唯一の「素」でる粉末ホタテスープを入れました。

カレー粉がけっこうな量、入るもので、直後に味見をしてこれは大丈夫か???と思ったんですが、決めては仕上げのあんずジャム!

ちょうどいただきもののあんずジャムの残りが、カレーに入れる分くらい冷蔵庫に残っていました。

そして仕上げに蒸し大豆も入れます。

このベストマッチ、さすがプロのレシピ、と思いました。

 

ところでカレー粉は、ロングセラーの例の赤缶を使ってるんですが、これがぴりりとかなり辛い。

同じメーカーでもっとマイルドなのもあるんですが、こちらは混ぜ物が多いので、赤缶を使ってます。

少量でも子供にはかなり辛く感じられるようです。

今回もとても子供は食べられず、また子供バージョンに加工することも難しかったので、一から子供用を作りました。

 

主人も気に入って、たどりついたお気に入りカレーレシピ!ととてもうれしいのですが、サツマイモを除き、ほとんど夏野菜を使っているこのヨーグルトカレー。

主にヨーグルトで煮込むこの手法はそのままに、旬の野菜を使って冬バージョンを作っていきたいなぁと思っています。


たまごごはん

ウンチクを語りたくなる料理があります。

子供のころ、よく作ってもらったたまごごはんです。

生たまごをぶっかける「たまごかけごはん」とはまた違いますよ。

 

祖母が作るのはちょっと甘辛で卵がしっとり。

母が作るのはもう少し軽くて、卵により火が通っていました。

使われていたアルミの鍋まで覚えています。

できあがるのをわくわくして待っていました。

 

そんなことを思い出して今朝、私も作ってみました。

卵を割って、おしょうゆとみりんをIN。

かき混ぜてから少し卵に火が通るのを待って、ごはんを投入。

しょうゆ・みりんの量とごはんを投入するこのタイミングが祖母と母の違いだったのだな、と思います。

写真を撮ろうとしたら、いつもは卵を食べない娘がやってきて、わしづかみして食べ始めました。

 

今では私は卵はほとんどいただかなくなりました(家族は別です)。

しかしたまごって何かノスタルジーを連れてくる食べ物だなぁと思います。

とてもお求めやすい品物になってしまいましたが、ぜいたく品のイメージがいまだあります。

小学校のとき、とても厳しかった保健室の年配の先生が

「自分の戦時中は卵は10日に1回食べられると奇跡みたいなものだったんですよ。

今は手軽に食べられるけど、1日1個以上は絶対にだめです」と

よくおっしゃっていました。

あの言葉は30年近くたつ今も呪縛となっていて、家族に料理をするとき、卵を使い過ぎていないか注意深くなっています。


一歩ずつ

朝、お仏壇にごはんをお供えするように息子に頼むと、チーンと鳴らしながら

「ほとけさま、おなかすいた?」と聞いていました。

お水をお供えするように頼むと、

「ほとけさま、のどかわいた?」と聞いていました。

のどかな一日の始まりでした。

 

今日は幼稚園の開放事業に子供たちを連れて行きました。

一通り自由に遊んだあと、毎回出席が取られます。

ひとりひとり名前が呼ばれ、手を挙げて返事をします。

毎回十数人の参加者がありますが、息子は一人だけ、いつも返事をしません。

呼ばれると、背中を向けて仏頂面をしています。

家では「おへんじやろ」とノリノリで練習をしていて、

「かとうよしおくーん」「はーい」と自作自演しているのですが

(ちなみにかとうよしおくんは息子の名前ではなく、実在の人物でもありません。誰?)

その場に行くとお返事をせずに帰ってくる・・・ということがかれこれ4か月、続いていました。

しかしきょうは名前を呼ばれると、手を挙げて小さい声で「はーい」と言いました。

次に妹が呼ばれると、手を持って挙げてやっていました。

やったね!と言うと、自分でもとてもうれしそうでした。

 

外遊びでも、今までできなかったロープを横に伝って滑り台に移って滑る、ということが初めてできて、繰り返しやっていました。

見守ってくださっていた先生が、「アドバイスをしたら、ハイッハイッって返事をしてくれて、とっても気持ちがよかったです」と言ってくださいました。

「ハイッ」は得意です。最初に覚えた言葉は「ハイ」でしたから。

ちなみに娘は、外遊びの時間中、ずーーーーーと一人で、バケツに小さなスコップで土をすくって入れつづけ、終わるころには山盛りになっていました。

この根気というか、自分の世界があるところも、とても好きです。

 

私の交遊関係が年配の人ばかりのせいか、息子はある程度の年の人にはすぐなつくものの、幼稚園の若い先生に今ひとつ慣れず、70代の園長先生以外とほとんど口をききませんでしたが、今日はその幼稚園で、たぶん園長先生の次に年配と思われる先生に親しく話しかけていました。

その辺の、子供の見極めの確かさに、少し笑ってしまいます。

一歩ずつ、進んでいると感じた日でした。