日別アーカイブ: 2012年10月3日

おおきいお絵かき

娘との買い物から帰ってきたら、息子が早々に昼寝から起き出して退屈しきっていたので、「おおきいお絵かき」をすることにしました。

普段のお絵かきはテーブルですが、「おおきい」のは、キッチンのカウンターの裏側に新聞紙+包装紙の裏側などの白い大きい紙をマグネットで張り、いつもより太いマジックペンで自由に絵を描かせます。

キッチンカウンターは選ぶとき、裏側はペンで落書きをしても消せる、とお店の人が言っていました。(まだ試してないですが)

なので、少々はみ出してもOKです。

もともと、家を建てたときに、二階の壁はクロスを張らず、漆喰のままにしておきたいという希望を持っていました。

小さいころは好きなだけ壁に絵を描かせ、一定程度大きくなって子供部屋の形にするときに、あらためてクロスを張ればいいのではないかと。

予算とだいたいの間取り以外、そんなに細かい希望はなかったのですが、これだけは工務店の方に最初から強調していました。

しかし、最後の最後で、大工である工務店の社長さんに、「やっぱりクロスを貼らせてほしい。完成したって感じがしなくて」と懇願され、プロというのはそういうものかもな~と思って引きさがりました。

キッチンのカウンター裏でも十分「おおきいお絵かき」は楽しいようで、子供たちは楽しんでいます。

 

ところで最近読んだ脳科学ばあちゃんこと久保田カヨ子さんの「カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方」(ダイヤモンド社)にも「壁画を描かせましょう」と書かれている箇所がありました。

「足や腰を動かして、肩を上下させ描くこと、視界を変えてみることなど、体を動かして描く感覚を身につけるのです」(P49)

これが描いて表現する楽しさを身につけることだと著者は言います。

 

私の腰痛の痛みは完全になくなりましたが、まだ違和感はあるので、極力激しい動きはしないようにしています。

一人ずつを連れ歩いてはいますが、二人一緒はまだ。車の運転もしていません。庭も草が茂っていますが、そのまま。

なので、長雨の季節にずっと家の中に閉じこもっているかのようです。

こういうとき、子供たちは「おおきいお絵かき」にはかなり夢中になってくれます。

 

娘が先に飽きてきたので、今度は30センチほどのビニルひもを登場させました。

工具箱にある予備のナットを出してきて、ひも通しをスタート。

息子が比較的簡単にクリアしてしまったので、次は糸を出してきてボタン通し。

これもしばらく遊んでくれます。

 

先ほどの30センチのビニルひも1本を息子が持ってきて、「これで家をつくって!」と言います。

家?

度肝を抜くリクエスト。

ポーカーフェイスで「いいよ~」と答え、わっかにしたひもにままごとのお皿を乗せて、バランスを取ります。

「できたー。これだれのおうち?」と聞いたら「カエルさんのおうち!」という答えが返ってきました。

なるほど、挿絵か何かでありそうです。

これまたしばらく集中してやっていました。

ひもでお皿を吊るす遊びで、均衡について学んでいる・・・かどうかはわかりません(笑)

自力でできるとすごい笑顔になって喜んでいました。

そのうちビニルひものびろびろを広げると、お皿が乗せやすいと気づいたようです。

さらにそのお皿の上に積み木を乗せる、お皿の代わりにままごとの木のお鍋を吊るす、そこへペンを橋のように渡す・・・など遊びが広がっていっていました。

 

それも飽きてきたようなので、ビニルひもをもって、「ぽつぽつぽつダーーーーーー!!!!雨が降ってきたよ~!!」と息子をつつくと大喜び。廊下まで走っていて「また雨やって~」とリクエスト。繰り返すこと8回?9回?これももちます。

太陽=ままごとのおなべや月=布のボールを登場させ、油断したところでまた「ダーーーーーーーー!!」

子供ってこういうのが好きですね。

そのうち(私が疲れてきたので)、ビニルひもを短くはさみで切って束にして渡したら、それを筒状のものに入れて、「いないいないばあ!」と出したりひっこめたりして遊んでいました。先をそろえないと筒には入らないので、これもけっこう手先を使う遊びです。

最後は「コスモスだよ。ママにコスモスあげる」と言って、筒に通したビニルひもの束を私にくれました。確かに広がったビニルひもの先が、花のようでした。

 

長々と読んでいただき、ありがとうございます。

私は独身のころ、子供とどうやって遊べばいいのか全然わからず、子供のツボを心得ている人を見ると、すごいなー!と感心していたものですが、子供はトスさえあげれば、なんでも遊びにしてしまうとわかってきました。

単純に自分のやりたい家事を手伝わせることもありますが、そうでないときは、できれば考えさせたり、指先を使ったり、数字の観念を取り入れたり、そういう遊びを思いつければいいなあと思っています。

この点でも「カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方」には共感するところが多くありました。

この本についてはまた後日、詳しく書きたいと思います。

 

この日、主に息子が描いたのは「あかちゃん」だそうです。


才能を私物化してはならない

「致知」メールマガジンに素敵な言葉がありました。

 

「致知」10月号で、京セラ、第二電電(現KDDI)創業者である稲盛和夫氏と横綱・白鵬の対談記事に掲載された内容ということです。

「才能を私物化してはならない」

稲盛和夫(京セラ名誉会長・日本航空名誉会長)

『致知』2012年10月号

特集「心を高める 運命を伸ばす」より

http://www.chichi.co.jp/monthly/201210_pickup.html

私は様々な方のおかげで若い頃に京セラを

軌道に乗せることができましたが、その過程で

「私の技術をベースに創業し、私が夜も寝ないで経営してきた会社だ」

という、一種の驕りが出たことがありました。

 

しかし、すぐに考えを改めて、

「才能を私物化してはいけない」と常々自分に言い聞かせてきたんですね。

 

 

京セラやKDDIを立派な会社にして、

JALの再建も果たして、確かに私には

少しは経営の才能というものがあったのでしょう。

 

しかし、そういう才能を私が持っている必要があったのだろうかと。

 

この社会は一つの演劇を演ずる劇場のようなものだと思っています。

劇団には主役を演ずる人、脇役を演ずる人、

大道具、小道具、衣装の準備をする人、

様々な役回りがあるわけです。

 

 

現代において、京セラやKDDIをつくる人は

必要だったかもしれないが、その才能は

別に私が持っている必要はなかった。

 

同じような才能を与えられた人がいれば、

JALの再建はその人物を中心に行われたと思うのです。

 

私はたまたまこの世界の創造主から才を与えられ、

役割を与えられた。

 

ならば、その才を自分のために使って

「俺がやった」などと自惚れてはならない。

 

やはり従業員のため、世のため人のために使う。

それがリーダーだと思い、これまでやってきました。

 

最近ことに強く思いましてね、夜、寝付いたらいつも

「こんなに素晴らしい人生を与えていただいたのだから、

なんとか世の中にお返ししたい」と思っているんです。

(略)

ー10月3日付、致知メールマガジンより引用ー

 

致知メールマガジンの詳細はこちらです。

 

 

 


お手伝いかご

息子が早々に昼寝をしてしまったので、主人にあとを頼み、午前中たっぷり寝てしまった娘を三輪車に乗せて買い物に行きました。

いつも背負われている娘は、店内を歩くのがとても好きです。

「ちゃ!」(りんご)

「ちゃ!」(みかん)

「ちゃ!」(ブロッコリー)

とひとつひとつ指さして喜んでいました。

自分から子供用の小さい買い物かごのところへ走っていて、手首にさげていました。息子がいつもやっているのを背中から見ていたのでしょう。自分も!と楽しみにしていた様子がうかがえました。

いくつか軽いものを入れてやると、得意そうに運んでいました。

いそいそと歩いているので、店内のほかのお客さんや店員さんの注目を集めていました。

歩くのが好きなので、帰り道は三輪車に荷物を乗せて歩かせました。

自転車のおばあちゃん、バス停のベンチに腰かけているご夫婦、歩いているおじさん、車で通りすぎる人たち。

いろんな人に手を振ってもらったり、話しかけられたりしていました。

娘は何度話しても手をつなぎたがらず、無理につなぐと振り払って座り込んでしまうので、ひやひやすることもありますが、兄のやるのを見ているようで、ごみもひとつひとつ拾って「ぽい!」とうれしそうに渡してくれました。

時々寄る、作業所の直売のパン屋さんに寄り、特別ね、と言って、カップに入ったアイスクリームを買いました。

今度は娘を三輪車に乗せて、溶けないうちに急いで帰りました。

息子がもう起き出していたので、アイスを分けて食べさせました。

年子の2人だといつも一緒ですが、時々、こうして一人ずつと向き合う時間を大切にしたいと思っています。

いつもはずっと背中で、歩いたり三輪車に乗ったりしている息子とのやり取りが中心になりがちですが、きょうは信号待ちで目の高さに座って、あたりを観察したり、教えたり、そんな時間がもてました。

一対一で向き合っていると、いつもは気づかないその子の良さに、たくさん気づけるように思います。