月別アーカイブ: 2012年1月

アジのあんかけ

アジのあんかけを作りました。

これは父の得意料理で、今でも帰省すると一度は食べる機会があります。

アジは一匹そのまま塩と片栗粉をつけて揚げておき、あんは玉ねぎ、にんじんは必須(だと思います)、あとはありあわせで、今回はえのきとブロッコリーを入れました。

炒めて軽く煮て、実は味付けは塩と酢だけです。

昨年秋に帰省したとき、初めて味付けを聞いて驚きました。中華系のスープが入っているものと思い込んでいたからです。

水溶き片栗粉でとろみをつけて、魚の上に乗せ完成です。

父のあんかけを食べた主人は「むほほ!むほほ!」という感じで食べていました。

帰省して父の料理を食べると主人は「ママの料理もおいしいと思っているけど、じいちゃんの料理を食べるとなあ」などと言い、毎回奮起させられます^^;

実際、手順、彩り、味、いずれをとっても父にはとてもかないません。

今回のあんかけも父の味と違うと自分でも思いました。

「おいしいよ」という主人に、「じいちゃんの味と比べてどう?」と聞いたら、「あの味を目指してるわけ?」とニヤリと笑われました。

魚はみんな鮭だと思っている息子も「(魚の部分だけを)オイシイネ~!!サケもうないの?」と言って、モリモリと食べていました。


ラーメン

私の主人はラーメンが大好きです。

今はほとんど外食でいただきませんが、結婚前は「背脂なんとか」とか「豚骨なんとか」とかよく食べ歩いていたそうです。

先日、経済系の番組(の録画)で、インスタントラーメンの開発物語を見て食べたくなったらしく、近くのミニスーパーで生めんを買ってきました。

「冷蔵庫を開けるたびにこの麺が見えるんだよ」と催促されるのできょうのお昼に作りました。

そのスーパーでは、ラーメンのスープだけを時々50円とか100円とかで売っていて、私はたまにはそれを買ってもいいかな、と思うこともありますが、結局スープを作ります。

にんにく、しょうが、ねぎ、くるみをみじん切りにして香りが出るまでごま油で炒め、すりおろしたにんじんと玉ねぎを入れ、お湯を入れ、中華系スープを入れ、みそを入れ、隠し味にしょうゆを入れ、砂糖を入れ、酒を入れ・・

中華系スープにホタテスープを使えば、ノーミートなラーメンになります。

豚や鳥を使ったスープほどパンチがないと感じられる方もおられるかもしれませんが、その場合、仕上げにねりごまを加えると充実度が増します。

別にめんをゆでてスープをかけて出来上がり。意外と30分クッキングです。

数年前まで、一食で二食に相当するボリュームたっぷりラーメンを好んでいた主人ですが・・・・今はラーメンといえばこれで、時々リクエストしてくれます。


山もち

山もちというと、妙高の炭焼き小屋に由来するもので、ごはんをつぶし、くるみみそを塗ってまた焼いて・・というものだと認識していました。

「にいがたのおかず」に、それとは別に村上・朝日地域の「山もち」として別の料理が出ていたので作ってみました。

ごはんをつぶして丸めた山もちは冷水につけておきます。

汁は簡単にいうと、きのこのたっぷり入った味噌汁のような感じです。

山もちに汁をかけて、いくらを乗せ、くるみのすり流しをかける、といった料理です。

正直なところ、味はどうかなあ、と、思いながらでしたが、思いのほか、みそ+いくらの塩気+くるみのすり流しがよい取り合わせでした。

 

新潟にはくるみの料理が多いのに、国産の和ぐるみが最近少ないのかあまり見かけない、とこの欄を含め、あちらこちらで言っていたら、知人が鬼ぐるみをくださいました。

半分に割って売っているものでした。

すり流し、というのは、枝豆やぎんなんなどいろいろな料理に使われる技法です。

今回の場合は、くるみをすりつぶして、だしでのばしています。

鬼ぐるみは、西洋のくるみに比べ、中身が細長いのか、割って取り出すと、大きな塊にはなりにくいです。貴重な脂肪分であるくるみを余すところなくいただくのに、このすり流しという技法は理にかなっているな、と作りながら思いました。

とてもこってりとしていて、この山の恵みをごちそうとして求めている動物が、自然界にもきっとたくさんいるのだろうと、想像しながらありがたくいただきました。

 

 


にんじんのくき

故郷にいる87歳の大叔母から、荷物が届きました。

子供たちにお菓子、娘に手編みのケープ、それに自家製の野菜も入っていました。

年を重ねても変わらず元気にケーキを焼き、正月にも料理を作ってお客をもてなした旨、同封されていた手紙に書いてありました。

すべて心遣いの行き届いたものばかりでしたが、もっとも懐かしく、うれしかったのは、実はにんじんです。

私にとってにんじんとは茎がついているもので、売られている状態では茎がすでに取り去られているのを、少し残念に思うほどです。

父が自宅で育てたにんじんの茎をよくサラダやおひたしにしていました。

昔は硬くて苦いとしか思わなかったものですが、懐かしく思うのは年を重ねたせいでしょうか。

さっそく、茎をゆでて刻み、ごまとしょうゆ、砂糖とあえました。

子供たちにも、これがにんじんのお顔だよ、と茎つきのにんじんを見せました。

 


干し大根

以前、住んでいた北海道の町では、冬が近づくと大根干しの光景が見られました。

あちらの家にもこちらの家にも大根干し。見るとなんだかうれしくなりました。

雪国で冬の間の野菜不足を補うという知恵なんでしょうか、実家のある山口ではそんなに見かけなかったと思うのですが、新潟でも秋深まってくると大根干しの光景が見られます。

太陽の力で甘味、うまみが凝縮されるのか、ものすごくおいしい干し大根。

今年は作りたいと思ったのですが、考えてみると我が家に深い軒はなし。

それでも何かやり方があるのかもしれませんが、自力で干すのはあきらめ、干した大根を買いました。

近くのミニスーパーでは、限られた時期ではありますが、干した大根をどーんと10本、20本、束にして売っています。

今回はたまたまばら売りだったときに買いました。

若いもんは干し大根なんて使わないと思われているのか、選んでかごに入れていたら、品定めしていたおばさんに「ちょっと!それ干し大根よ!生じゃないわよ!いいの?」とご忠告いただきました^^

はい、大丈夫です。

 

買い物に行くのがちょっと大変な雪の日に料理しました。

水でもどして(浅干しなので、そんなに一生懸命もどさなくて大丈夫ですが)、もどした水と昆布と一緒に煮はじめ、途中でジャガイモを追加。ジャガイモと大根という取り合わせの煮物はあまりなじみがなかったのですが、「にいがたのおかず」の本に身欠きにしんとじゃがいもと干し大根、油揚げを煮る料理が出ていたので、それにならってみました。ほとんど保存食材だけで料理できるように、という主旨なのでしょう。

身欠きにしんは今回はなしです。

じゃがいもはちょっと煮崩れたくらいがおいしいと思いました。

胃にもおなかにもやさしい、干し大根とジャガイモの煮物です。

 

 

 


環境配慮型イベントへー雑煮合戦

新潟県新発田市で行われた「城下町しばた全国雑煮合戦」に初めて行きました。

全国各地の雑煮が出店され、来場者の投票によって一位を決めるイベントです。

都合や事情もありますが、このイベントに今まで私の足が向きにくかったのは、会場の近くに大規模な駐車場がなく、離れた場所からシャトルバスで移動する方式だったことが一因でした。

最近になって、それは渋滞緩和だけでなく、CO2削減を意識したものであることを知り、認識不足を恥ずかしく思いました。

 

今回は41店舗が出店。郷土色のある雑煮のほか、カレー味、チョコ味など多種多様でした。

手植えの親子体験イベントを開き、収穫した米を地元の工場に加工してもらって作ったお餅を使っているといいます。

私たちは、地元新発田のお店が作った鯛だしのお雑煮=写真=、佐渡産の寒ブリのお雑煮、オムレツの入った洋風雑煮を食べてみました。

いずれもとてもおいしかったです。

 

このイベントは環境配慮型を目指しています。容器は使用後、内側のフィルムをはがして、会場内の「リサイクルステーション」に持っていって分別することになっていて、90%以上リサイクルされ、ごみ発生量は30分の1になるということでした。

運用上の課題はあると感じられましたが、とてもたくさんの人を呼べるこうした楽しいイベントが環境配慮型を目指していることを、とても心強く思いました。

 

 


水切りヨーグルト入りポテトサラダ

週に1回、400ミリリットルのプレーンヨーグルトを1パック買います。

そのまま食後に子供たちが食べることもありますが、時々は水切りをします。

ざるにキッチンペーパーを引いて水切りするやり方もありますが、ヨーグルトのパックのふたを取ってそこにゴムでキッチンペーパーをかけ、そのまま器にひっくり返して冷蔵庫に入れておくやり方を最近知りました。

(もっともキッチンペーパーを使わず、かといって乾燥しない方法が知りたいところです)

1-2日たつと、もっちりとしてクリームチーズのようになります。

2年ほど前に訪問先で、この水切りヨーグルトにはちみつを乗せたものが出てきて、ちょっとしたデザート風でとてもおいしかったです。

先日はパンケーキに入れても正解でした。

しぼったあとの水分=ホエーは、ホットケーキに入れるととてもふんわりして驚愕します。

ほかにカレーに入れたり、そのまま甘味を加えて、ラッシー風?でいただけます。

 

で、この水切りヨーグルトをポテトサラダに入れました。

ネットで検索してみたら、メグミルクさんのHPにやはりこのようなレシピがありました。

量はあくまで適当ですがー、塩こしょう、それに酢も入れて調味すると、マヨネーズはわずかですみました。

マヨネーズが苦手な主人もOKのポテトサラダです。しっかり水切りしたので、翌朝も水っぽくなることはありませんでした。

ちなみに夏はマッシュしたポテトに、塩、オリーブオイル、ブラックペッパー、刻んだトマト、みじん切りにして塩でもんだ玉ねぎ、酢を入れて調味したポテトサラダを作ります。これだとマヨネーズは使わずさっぱりしていて、おすすめです。

トマトの旬でない時期のポテトサラダは、水切りヨーグルト入りで、しばらく定着しそうです。


フランクルに学ぶ

「フランクルに学ぶ」(斉藤啓一著、日本教文社)を読みました。

心理療法「ロゴセラピー」の発案者であり、思想家であるヴィクトール・エミール・フランクルの人となりと思想について紹介した本です。

フランクルはナチスの強制収容所を生き抜いた経験を持っていて、収容所体験を記した「夜と霧」は日本でも大きな反響を呼びました。

 

「フランクルに学ぶ」は、フランクルの入門書というコンセプトだからだと思いますが、著者の解釈がかなり入っていて、わかりやすい分、どこまでがフランクルのオリジナルの主張であるのか、わかりにくいという特徴があります。

もっとも、著者はあとがきで「彼の思想を理解し、それをわかりやすく伝えるという点に関しては、必ずしも楽な作業だったわけではない」として、その一因にフランクルの文体を挙げていますから、実際、解釈的説明がないとわかりにくいのだと思います。

 

―前置きが長くなりました。

そんなわけで、どこまでがオリジナルの文章か厳密にはわかりませんが、

「自己の内なる力を信頼して、それにまかせきるときに、偉大な力が生まれる」

「人間は近くに、神は遠くに幸福を見る。神の視点は、人間よりも遠いところに置かれている」

「深刻な時ほど笑いが必要だ。ユーモアの題材を捜し出せ。そこに現状打開の突破口がある」等々。

フランクルは実存主義的な立場の人で、特定の宗教を強烈に表に出しているわけではありませんが、信仰的にも響くところが多い言葉の数々です。

 

フランクルというと、強制収容所でナチスにぶんなぐられてメガネが吹っ飛んだ時に、「将来本を書いたときには表紙の写真は壊れたメガネにしよう」と思っていた、とか、チフスで死にかけていたときに、カーネギーホールで収容所体験を語り、拍手喝采を受けている自分を想像していた、という逸話を読んだことがあります。(この本にも出てくるのかもしれませんが、かなり急いで読んだこともあって発見できませんでした)

妄想的なまでの楽観主義がすごくいい。

収容所体験と並べるのはあまりにも申し訳ないですが、私自身も入院中に「これで将来小説を書くとき、病院の描写は完璧だ」と思っていたことがあり、ご都合的な妄想癖を自覚しているので、そんなこともあってフランクル先生に共感させていただいた次第です。


魔法にかけられて

久しぶりにDVDをレンタルしました。

子供向け、もしくは仕事で必要に迫られる以外では、1年に1回か2回のことです。

2007年ディズニーのミュージカル映画「魔法にかけられて」。

 

アニメの世界で王子と結婚することになっている娘、ジゼルが魔女に騙されて、世にも怖い世界=現代のニューヨークにやってくるという設定。

アニメから途中、実写に切り替わります。

娘のジゼル役はエイミーアダムス。ちょっと洗練されていない美人具合は、まさにおとぎの国のお姫様風です。

森でリスや鳥たちと暮らしていたジゼルは、仲良しの蚕から分けてもらった糸?で作った古風なドレスを着てニューヨークのど真ん中へ落っこちてきます。

ニューヨークで出会い、当惑しながらも面倒をみてくれる弁護士、ロバートのアパートでは、歌を歌い、ネズミや鳥たちに手伝わせて掃除を。

そんな彼女にとっては、お湯が出てくるシャワーも水道も「魔法」なのです。

 

この映画は、ディズニーの過去の作品に対する「自己パロディ」だそうですが、現代文明や恋愛に対する皮肉が決して深刻でなく、極めて軽くちりばめられています。

そしてラスト、ー予想外の結末ではないと思うので書いてしまいますがー

魔女が不本意に口にした善き言葉が魔法となり―と私は解釈しましたが―みんな幸せに暮らします。

 

私は明るくて、暴力的なシーンがない映像しか見ないことにしていますが、気持ちよく笑える作品でした。

概して私が見る映画は、映画の世界の中ではものすごく評価が低いことが多いのですが、全米興行成績は2週続けて1位、日本でも初登場1位(wiki)、

だそうです。いろんな意味でちょっと意外でした^^


蒸しパン

先日、実家から届いた荷物の中に「蒸しパン」(池田書店)という本がありました。

前にマーラーカオのことをこのブログで書いたので目に留まって買ったのか、もともと手元にあったのか詳しくは聞いていませんが、ひたすら蒸しパンのレシピが載っている本です。

デザートとしてはもちろん、惣菜蒸しパン、食事蒸しパンなどさまざま。

そしてこの著者の坂田阿希子さんという方が、またほんわりとして、蒸しパンをこよなく愛しておられる感じが伝わってきて、とてもいいのです。

きょうはきなこレーズン蒸しパンとレモンヨーグルト蒸しパンを作りました。きなこレーズンはきなこ好きの方にお勧めです。

レモンヨーグルトはさっぱりしてとてもおいしかったです。

卵1個、砂糖60グラム、サラダ油大匙1杯、レモン汁小匙1杯、ヨーグルト4分の1カップ、薄力粉100グラム、ベーキングパウダー小匙1杯を順番に混ぜて型に入れ、10-12本蒸すだけです。

マーラーカオは別として、あえて蒸しパンを作ることはしばらくなかったのですが、市販のホットケーキミックスを使うよりもどっしりとしておいしい生地でした。

まんまるに膨らむ様子が、なんだかとてもあったかく、美しく、ふくらむってすごい奇跡みたいーとちょっと感動しました。

ところでパソコンを変えました。

主人が使いやすそうな機種を選んでくれたので、キーボードの配列もばっちり好みですが、まだ少々使い慣れていません。

なので写真に入れたテキストの位置と形がちょっと変ですが、ご容赦ください。