カテゴリー別アーカイブ: 自然と人間

虫さんのこと

昨日、義父と自転車の練習をしに公園に行った息子が、足を三ヶ所、蚊のような虫に刺されて帰ってきました。

ぷっくり膨らんでいるのを見て、どうして?というので

虫さんはおなかが空いていたから、チュッってしていったんだよ

お口についているつばが肌につくと、かゆくなるんだよ

でもすぐよくなるよ

と言ったら

むしさんはぼくがすきだったんだね!

そのうちごめんねって言いにくるね!

と息子が言いました。

それを聞いて、主人が

「虫さんは謝りになんか来ないよ。なおさんありがとうってお礼を言いに来るんだ」と言いました。

あー、なんかすてき。

両足に薬を塗ってやっていたら、公園には行かなかった娘もズボンをめくって足をそろえて

「あーちゃんも!」と催促していて

とても面白かったことでした。

息子は刺されやすく、盛大に腫れる方ですが、今朝はすっかりよくなっていて、感謝です。

 

それにしても今朝の新潟ではうっすら雪。

明日も霜注意報で、なかなか春が遠くあります。

一方で、蚊に類する虫さん方、だんだん、活動期間が長くなってきているように感じます。


入園記念の桜

子供二人が今春、幼稚園に入るのを記念して、実家の裏山に桜を二本植えました。

父がすべてセッティングしてくれて、昨日のうちに穴まで掘ってありました。

非常に見えづらいですが。。。

IMG_4341支柱に挟まれている細いのが、枝垂れ桜の苗木1本です。

「子供のころは、日曜日に弁当を作ってもらって、きょうだい4人で山で食べたなぁ」という父の思い出話を初めて聞きました。

自然を愛する父の原点は、その辺りにあるのかもしれません。

長年、森づくりのボランティアグループに携わっている父らしい、プレゼントでした。

子供たちも小さなスコップを借りて土をかけ、とんとんと足で踏みならしていました。

 

 

 

 

山には、父がしいたけの組み木をしています。

IMG_4335やぶという感じのところではありませんが

子供たちがとても喜んで、出てきたあとでもう一回入りたいと言って

また一緒に行きました。

子供のころは、父について椎茸やお正月前のシダを採りに行ったこと思い出します。

自然とともにある心地よさを感じた一日でした。

 

 


フウセンカズラ×ドクダミ

昨年、フウセンカズラを育てた知人から種をもらい、今年の初夏にプランターに植えました。

しかし、何を考えていたのか、牛糞100%の土に植えていたので、待てど暮らせど芽は出ず。

義父の指摘で気づいて、あわてて植え替えました。

もとのプランターには、あとで余った土を足して庭の隅に置いておいたのですが、これがいつの間にか芽を出していました。

もう夏も盛りを過ぎたころでした。

支柱を立てようと思いつつ、取り紛れてそのままになっていたフウセンカズラが、お隣の塀の向こうから伸びてきたドクダミのつるにつかまって、すくっと伸び始めていることに、きょう気づきました。

一見、ひとつの植物のようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

上の大きな濃い緑の葉がドクダミ、下がフウセンカズラです。

 

 

 

フウセンカズラの実は本当に風船のようにかわいらしいですね。

↓これはちゃんとグリーンカーテンになったフウセンカズラですが、こんな感じ。

 息子が「ふうせんだよー」と見つけては喜んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、ドクダミにつかまってすくっと立ち上がったようなフウセンカズラのごとく、私も腰痛から立ち上がりました。

痛みがほとんどなくなったので、きょうはトイレやお風呂の掃除、デスクまわりの片づけ、洗濯物の処理までいろいろ終わりました。

食事作りは椅子に座って、ほかの作業も極力中腰を避け、ゆっくりとやっています。

家の中に秩序が戻ってきた心地よさを感じました。

体の不自由さを経験すると、日常のひとつひとつがとても新鮮に思えます。

 

日付が変わってしまいましたが、29日は実家の父の誕生日でした。

いつもほかの人のお役に立つことが第一の父を誇りに思います。

夕飯には父が先日送ってくれた新米をいただきました。

神棚にもお供えし、ここしばらく、食欲が落ち気味だった娘ももりもり食べていました。

感謝でいっぱいの一日です。

 


塩の仕事ーカボチャの塩煮

午後、実家へ行っていた主人がカボチャをひとつ下げて帰ってきました。

義父母が市民農園で作ったカボチャでした。

嬉しすぎて、玄関で小躍りどころか、かなり本格的に踊りました。

きょうはカボチャだけ、近くのミニスーパーへ買いに行きたいなあと思っていたからです。

嬉しすぎて、写真も撮らずに、ガンガン調理してしまいました。

作り置きのコロッケの生地を仕上げて小分けしたあとで、思い立って残りを普通に塩で煮ました。

私はしょうゆで甘辛く煮たカボチャに親しんでいましたが、ある方から、塩だけで煮るのがおいしいよ~と教えていただいたからです。塩の量の目安は1%です。(→加筆しました!)

なるほど、余計な調味料が入らない方がすっきりし、ただ引き立てられた甘味だけがくっきりと立ち上ります。

 

義父母は農業とは無縁で、市民農園を借りています。

しかし、もともと器用で凝り性の義父と、植物はみんなよく育って当然、野菜はみんなおいしくできる、と信じて疑わない義母。

二人の作る野菜は、野菜作り2年生とは思えないほどおいしいです。

 

ところで塩は甘味を引き出す、と言います。

以前は、しおっけとあまみが手をつないでいるメルヘンなイメージを勝手に持っていましたが、物質が変化するわけではないですものね。

しょっぱさの方が先に脳に届いて、あとにやってくる甘味の感覚が引き立つということのようです。

引き立て役なんですね。

塩のおかげで、カボチャ本来の甘味が引き立つ。

塩のおかげで、金時豆の煮ものの甘味が引き立つ。

塩の仕事ってすごいなー、人生もそうかも、なーんて思った夕刻でした。


きょうの小話

浴室に昨日から蚊が一匹います。

かなり動きが緩慢で、もう長くないのかも、と思わせる感じです。

もともと、極力、殺さないようにしていますが、子供の前でパチン★というのはよろしくないだろうということで、昨日はそのままにしておきました。お風呂から上がろうとするときに、見失ったかと思うと、私だけ足を4か所くらい刺されていましたーー。

きょうもまたその同じ蚊がいました。

息子が先に見つけたので、「刺さないでね、ってお願いしておこうね」と言っておきました。

きょうはその蚊はずっと上の方に動かずに止まっていて、上がり際に「刺されなかったね」と言ったら、息子が「ありがとう」と言っていました。

娘はうれしそうに蚊を見上げ、手を振っていました。

 


枝豆の収穫

義父母の借りている市民農園で枝豆の収穫イベントが行われ、子供二人を連れて早朝から出かけてきました。

新潟は34度の日でしたが、郊外にある農園には心地よい風が吹いていました。

 

一家族が一畝を割り当てられ、枝豆を引いて、茎から外していきます。

とりあえず、葉っぱを取り去って、あとは持ち帰って家で外すことにしました。

子供たちは畑を走り回ったり、近くで飼われているアイガモを見に行ったりしていました。

 

新潟県は枝豆の作付面積はNO1、出荷量は6位。

これは家で食べる分が多いと理解していいのでしょうか。

地域の食文化を取り上げる人気番組でも紹介されたそうですが、新潟の夏の食卓には必ず枝豆があります。

私の主人も例外でなく、枝豆が大好きです。

主人の実家でも、夏は枝豆が食卓の上にどーんと出っ放しになっていて、食事のときはもちろん、おやつに一日中、だれかがつまんであっという間になくなるという感じです。

 

私たちが収穫した枝豆は、正確には量っていませんが、量った方と比較してみるに、4キロ近くのもよう。

そのうち半分もらって帰ってきました。

家に帰ってからは延々と茎から外す作業です。それから大なべで3回茹でました。

それでも3分の2は昨日のうちになくなりました。

主人が食べる量が、もう尋常ではないのです。

 

ちなみにどこで教わったのか忘れましたが、我が家では最初から鍋のお湯に塩を入れて茹でるのではなく、何も入れずに茹でてからお湯を切り、鍋に戻して、そこに塩を入れ、ふたをしてゆすって出来上がりとします。

このやり方にして3年ぐらいになりますが、なんとなくこの方がおいしい気がします。

塩はだんだんしみていくので、味見をして、ちょっと足りないかな、と思う加減がよいようです。

 

テントウムシもついてきていました。

 

 

 

 

 

 


酒田へ短い旅

山形県酒田市へ行ってきました。

最上川の河口に拓けた港町です。

長い長い新潟を抜けて山形に入ると、そんなに遠くはありません。

本間氏別邸庭園。

酒田の豪商、本間家が港湾労働者の冬季失業対策に作ったと言われ、北前船で運ばれた諸国の銘石が用いられています。

東北も暑い一日でしたが、静寂の中を涼しい風が吹き抜けていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして庄内のシンボル、山居倉庫(さんきょそうこ、右)を訪ねました。

山居倉庫は明治時代に建てられ、今も一部は現役で使われている農業倉庫です。

「おしん」のロケ舞台ともなりました。

知人の撮った夕焼けの山居倉庫の写真を見たことが、今回の旅のきっかけになりました。

山居倉庫の後ろ側には、けやき並木が連なっています。

倉庫の夏の高温防止のために背後に植えられたということです。

このけやき並木の 下は、とても涼やかな風が吹いていました。

倉庫の反対側は川に面しているのですが、そちらの灼熱とは比べ物にならない涼しさで、樹木の力と、自然を生かした先人の知恵に感動しました。


塩のこと

いろいろ立て込んでいた用事が片付いていたので、今日はもう1本。

塩のお話です。

5月に帰省したとき、立ち寄ったオーガニック食材などを扱っている店で、塩を買いました。

山口県萩市の海水から作った塩でした。

実は値段を見間違えていて、小さな袋にもかかわらず思った以上のお値段でしたが、実に正解でした。

子供に、おやつを含めると、一日に2、3回おにぎりを作りますが、シンプルな料理ほど真価を発揮します。

煮物や炒め物、その他なんでも、塩がおいしければ、余計な味付けはいらないのだと思い知らされました。

漬物などを別として、塩はバンバンたくさん使うものではないので、少しぐらい精製塩よりも高額でも構わないと思うようになりました。

以前は野菜のみの原料の粉末コンソメの類も使っていましたが、おいしい塩だと全然いりません。

この間久しぶりに残っていた粉末野菜コンソメを使ったら、夫と二人、やたらのどが渇いてしまいました。

やっぱり自然ってすごい、と塩ひとつからも感動です。

山口で買ってきた塩はなくなったので、地元新潟の海から作った塩を買いました。

こちらも甘味のあるおいしい塩です。


天然酵母とヨーグルト作り

最近、発酵させるのが好きです。

初めて天然酵母を使ってみました。

市販の天然酵母の種を起こして使います。

温度を計ってお湯を入れ、30度前後のところに置くようにと書いてありました。

家庭ではなかなかこの季節、難しいのですが、我が家の場合、一日中、それぐらい暑い場所がありました。

夫の事務所です。

サーバーなどの機材から熱が放散されているので、とても暑いです。

安定した機材の上に置かせてもらいました。

 

半日ぐらいたつと、むくむくしゅわしゅわという感じで、酵母が育っているのを感じました。

あとは冷蔵庫で少しは保管できるそうですが、なるべく早めに使うようにとのこと。

パンを焼く余裕がなかったので、マフィンを焼き、スコーンを焼きました。

つや出しの豆乳を塗るのを忘れましたーー。

ベーキングパウダーは普段はノンアルミのものを使っていますが、天然酵母の方が味がしっかりして、香りがとてもよいように思いました。

 

ほかにヨーグルトも作ってみました。

こちらは簡単で、沸騰して45度まで下げた牛乳500CCを大匙3杯の市販のヨーグルトに混ぜて保温鍋に入れておくだけです。

6時間たつと、ヨーグルトになっていました。

混ぜたり計ったりを手伝ってくれた息子が「なおちゃんのつくったヨーグルト」とご満悦で食べています。

ほかの食べ物だってみんなそうなのですが、発酵するものって、ことさらに生命を感じさせてくれます。

ぬかどこも再開したのですが、これはまた次回に。