里山資本主義

「里山資本主義」(藻谷浩介、NHK広島取材班著、角川書店)を読みました。

恵味な日々」で7月に紹介されていて、読もうと思いながら、失念していたものです。

藻谷浩介氏は「デフレの正体」の著者。

この本は、価値が低いとされてきた山林の活用やバイオマス発電などの可能性を見直し、今後の日本経済に提言をするもの。日本や世界で、すでに行われている新しい挑戦について書かれていて、読んでいてワクワクします。

お金はより多く持っていなければいけない、ものはより高い価値をつけて売らなければいけない、お金の循環が世界には必要である、などといったこれまでの経済の常識に一石を投じるものです。

田舎暮らしや自然の本物の素材を勧める本は今あふれていますが、例えば有機農法でつくられた高額な野菜を通販で買うといった内容にはしっくりこないものを感じていました。本物を目指している人を応援するという意味では、もちろん意味のあることなのですが、地球温暖化防止といった視点からものの長距離の移動を極力避けること、高額でなく、誰にでもできることが必要だと思うからです。

この本には、都市を離れて地方に移り、山林や荒廃した耕作放棄地などに住む人たちの暮らしがいくつも紹介されていますが、移住など全く視野にない人にとっても自分の今の暮らしの中で何ができるか、それを考えさせられます。

生長の家は、自然と調和した新しい文明の構築を目指していますが、そのアプローチについて標の一つを提供してくれる本だと思いました。

 

 


里山資本主義」への2件のフィードバック

  1. 合掌ありがとうございます。
     本300ページも有るのですね。1日で読まれたのですか?
     図書館に予約しましたら、13人待ちです。
     凄いですね。人気の有る本ですね。
            再拝

    1. YSさん ありがとうございます。
      とても読みやすい本で、面白かったのでほぼ一気に読んでしまいました。
      図書館でも人気なのですね。話題の本のようです。
      こちらの図書館にはまだ入っていません~。

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