祭りは神事 新発田まつり

新発田まつりが今日29日で最終日です。

このお祭りは、市内総鎮守、新発田諏訪神社の例祭をもとにしたお祭りです。

祭りの華は、台輪と呼ばれる三輪の山車。

1700年代に当時の藩主が飾り人形の屋台を出すようにお触れを出したことが始まり、と言われます。

普段は保管場所で窓越しに見ることができる台輪もいくつかはありますが、間近で見ることができるのはこのお祭りの期間だけです。例祭中、諏訪神社の境内に並んでいる美しい台輪を見るのがとても好きです。

 

 

 

 

 

27日の早朝は「奉納台輪」。

朝早くに、台輪は保管されている6つの地区を出発し、「わっしょい」のかけ声や木遣りとともに、諏訪神社を目指します。

三輪の台輪の前輪を持ち上げて激しく打ち付ける「あおり」が新発田台輪の特徴です。

29日の最終日、台輪は再び各地区へ。

6つの台輪が競り合い、ぶつかり合いながら進む「帰り台輪」は別名「喧嘩台輪」と呼ばれます。

町の中心部では、6つの台輪がそろって「あおり」を披露し、祭りは最高潮に達します。

台輪にはそれぞれ、旧町名を基にしていると思われる「下町わ組台輪」「三ノ町い組台輪」「四ノ町し組台輪」などと言った名称がついています。味わい深く、名前の記された提灯やはっぴを見るだけでいつもうれしくなります。

 

・・・と書いていますが、実は「奉納台輪」を見たことはあるものの、今まで「帰り台輪」を見たことがありませんでした。

昔ほどではないにせよ、もみ合いもあり、混雑もあり、妊婦や乳児連れはやめた方がいいと言われるからです。

今年は子供もそれなりに大きくなったので、初めて見ることができました。

子供のころ、怖い思いもしたという主人は、今は昔ほど荒っぽくないと言います。

 

台輪には祭りの関係者が乗り込んでいて、先頭部には「頭取」「副頭取」「小頭」と書かれた提灯を手にした人たちが立っています。

「奉納台輪」のときには、そんなには思わなかったのですが、激しく上下に打ち付けられる台輪の先頭で、この方々は全く姿勢を崩さずに立って、組の男衆を仕切っていました。

沿道との境では消防団の方々などが紅白の幕を持って立っていて、台輪の男衆がなだれ込まないようにしてくださっている形でした。

台輪を曳く人の中には、軽いけがをして沿道で手当てを受けている人のほか、救急車で運ばれている人もいるようでした。

一年で一番、新発田に活気があるのは、祭りのこの3日間のように思います。お盆ではなくこの祭りに合わせて帰省する若い人たちも多いと聞きます。その気持ちがわかるような気がします。

 

 

 

 

 

台輪は各地区の氏神さまのもとを出発して、諏訪神社に奉納され、そして再び戻っていきます。

お祭りの期間中は、子供も大人もみんな諏訪神社に参拝します。

神とともにある祭りです。

古式ゆかしく行われているという、例祭中の移御式、渡御式についても、今後詳しく知りたいと思っています。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です